現在の本堂は、1977年(昭和52年)に2階建て鉄筋コンクリート造として再建されました。江戸時代以前の本堂は五間に六間であったと記録されていて、旧仮本堂が現在講堂の建つ場所に位置していたことから、今よりも北側山麓にあったと思われます。
1階は待合やお斎部屋として用いられる和室があり、2階が本堂となっています。階段正面の頭貫上には龍の彫刻が施されていて、内部の欄間には天女の彫刻があります。
ご本尊は四寸の十一面観音坐像です。内陣の左右には肉筆の両界曼荼羅と弘法大師・興教大師坐像がそれぞれ配され、向かって左側の厨子には新四国東国八十八ヵ所霊場の本尊である虚空蔵菩薩が祀られています。
祈祷などの中心となる、鉄筋コンクリート造2階建てのお堂です。1997年(平成9年)に建立されました。ご本尊は、1618年(元和4年)に庚申講の本尊として造立された秘仏の不動明王立像です。本尊向かって左には明国で鋳造された釈迦如来坐像を、右には弘法大師を祀っています。
また、本尊厨子の右側には僧形八幡大菩薩立像(秘仏、正月三箇日に開帳)が安置され、壁には真言八祖像が掛けられています。毎月第4日曜日に護摩供が修せられています。
参拝や御朱印の受付をしています。本堂・不動堂の内部でご参拝をご希望の方は、こちらの寺務所までお声がけください。
受付時間:9時-16時30分
講演やコンサートなどで用いられるお堂です。ご本尊は本堂の旧お前立であった十一面観音立像です。平成25年(2013)に落慶しました。
隣には3階建ての管理棟が付属し、お斎用の施設や図書保管庫などがあります。
当山の鎮守神である福徳稲荷大明神をお祀りする祠です。稲荷社に向かう斜面では、梅や紫陽花などの季節の花をお楽しみいただけます。
毎年2月に初午祭を行っています。
水子の精霊をお守りくださるお地蔵様です。裏手には水子供養墓があります。
昭和に川の土手から発掘された聖観音像です。洗い清めた際に、「幸福」の二字がうかんだことから、幸福観音と称されて当山にお祀りすることとなりました。
後継者のいない方でもお入りいただける、当山の永代供養墓です。墓の上には修行大師像が祀られています。また、納骨堂のなかにも弘法大師の像が祀られていて、墓地全体がお大師様に護られた聖域となっています。
永代供養墓についての詳細はこちらからご確認ください。
当山の参道入り口に建つお堂です。平成年間に建立されました。中央に江戸時代に造立された釈迦如来像を祀り、その左右に六体の地蔵菩薩を安置しています。
横浜市の名木に指定された、樹齢150年ほどのイチョウの大木です。参道を挟んで左右に2本ずつ、計4本の木が名木に指定されています。
秋には美しい紅葉を見ることができます。