当山に数十回にわたりご滞在され、法をお伝えになったチベット密教の高僧、ニチャン・リンポチェ師が本年ご遷化されました。
コロナ禍前までは、ニチャン・リンポチェ師とミャンマーのセヤードー・バッダンタ・ニャーヌッタラ大長老、国際仏教学大学院大学教授のデレアヌ・フロリン教授、当山住職による佛法についてのディスカッション、アジア佛教の集いを定期的に開催しておりましたが、全員が集うことはかなわなくなってしまいました。
今年のアジア佛教の集いは、ニチャン・リンポチェ師のご示寂を機に「偲ぶ会」として開催します。ニチャン・リンポチェ師の高徳に深く敬意を払い、その生き方と精神を偲びつつ、参加者の皆様と共に佛法の基礎の行を深めながら、ニチャン・リンポチェ師及び一切衆生の廻向に努めさせて戴きたいと存じます。
■開催日時 10月6日(日) 開始:13時 終了:15時予定
※事前申し込み不要
■場所 八幡山観音寺本堂
■スケジュール
一、 礼拝 (約5分): 三帰文
ご指導:セヤードー大長老
二、 ニチャン・リンポチェ師を偲んで:読経・真言念誦
(全体 45 分前後;各約 15 分読経・念誦)
・チベット聖典読経:「三十七の菩薩行」(日本語)
・二チャン・ンポチェ著「トンレンの詩」(チベット語)
・パーリ聖典読経(セヤードー大長老)
・真言念誦(当山僧侶)
※読経・念誦の間にお焼香が行われます。
三、ニチャン・リンポチェ師を偲んで:法話
(全体 60 分前後、各講師約 15 分の予定)
・井之元秀昭氏(ニチャン・リンポチェ師高弟)
・セヤードー・バッダンタ・ニャーヌッタラ大長老
・デレアヌ・フロリン教授
・当山住職
四、回向 (5分)